いのちの保育

2025.02.27

今日はルンビニこども園で大切にしている保育の1つ
『いのちの保育』の日。
ブリの解体を通して『いのち』のついて考えます。

解体する前のブリに触れ、感触や匂い、色を見てそれぞれ感じたことを
友達や保育者に伝えます。

「めがある!」「きいろのいろ!」

「くちゃ~い!」

小さいクラスのお友だちもブリ触って興味津々!

午後からは年中、年長クラスでブリの解体を見学しました。

室内に漂う血の匂い、解体されていくブリ…
「いたそう…」「かわいそうや」「ち、いっぱいでとるやん…」
目を背ける子、じっと見つめる子など反応はさまざまです。

「うわぁ~…おなかのなか、こんなんなんやぁ!」
ブリの解体は残酷な様子を子どもたちに見せることになりますが
『命をいただいて自分たちが生かされている』ということを
しっかり子どもたちに伝えることが出来る場であると考えます。

「ブリの命をいただいて僕ら、私らは生きているんやで。だから『いただきます・ごちそうさま』は大事な言葉なんや」
いろんな命をもらって自分たちが生きているということを改めて教えてもらい
『いただきます・ごちそうさま』の意味をしっかり考える子どもたちでした。

小さいクラスのお友だちも、保育者から
「いただきます、ごちそうさまはだいじなことばだよ!」と教えてもらっていました。

翌日の昼食は、さばいたブリを使ったメニューです!
「きのうのぶりや!」「ありがとうのきもちでいわなあかんで!」
そう言いながらいつもより大きな声で
『いただきます!』『ごちそうさま!』が聞かれました。

「ぶり、おいしい!いのちをくれてありがとう!!」


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